コスラエ島の最高峰
フィンコール山②

コスラエ島の自然からの生活術

そこらに落ちている木の実でさへ大切な生活術で利用する1つですサカウ の根も紹介してくれます。実際は根っこなのでここでは見ることはしませんでしたが、コスラエのサカウはミクロネシアでは質・味ととても良いらしく、ベストサカウとして有名との事。お隣のポナペ島でもサカウは盛んですが、コスラエ島までわざわざ買いに来るほどだそうです。

次の紹介は少し大きな卵くらいの大きさの木の実です。そこらに落ちているので私は普通に見逃してしまいます。半分に割ってその中の実を利用するのだそうですが、用途はカヌーなどで浸水やひび割れなどがあった際にこの実をそれらの箇所に擦り込むと、応急手当てとしての用途に成るのだそうです。触らせてもらうとちょっとネバネバ感があります。

全ての出会いが新鮮で面白い!

カエルやオオトカゲなんかも出てきましたよ!色々な生き物にも遭遇です。 蛙は至る所で見かけます。茶色い15cmくらいの大きさのものがほとんどです。沢蟹ならぬ沢ヤシガニのようなものも1匹発見です。一番のびっくりはオオトカゲです。体調は尾っぽまで含めると70~80センチはあるもので、恐らく川べりで日向ぼっこをしていたのでしょう。タカシさんがLookと小声で叫ぶので、何事かと思って見ると大きなトカゲだったので固まってしまいました。襲ってくるのではと思ったからです。

彼いわく、とてもシャイなトカゲだから安心。との事でその場は終わりましたが、ちなみにコスラエには蛇などの猛毒の動物もいないとの事です。綺麗な南国の鳥達もバードウォッチングで期待したのですが、皆高い木の上にいる様で鳴き声だけで終わってしまいました。とにかくたくさん紹介をして頂くのですが、全てがはじめての事ばかりで、新鮮で面白くてしょうがないです。

優しいグリーンの色だけの世界に感動

優しく癒される「苔が創る緑」だけの世界に心がホッとしますスタートして3時間くらい経ったくらいでしょうか。周りの雰囲気がこれまでと少し違っているのに気が付きます。周りが全てライトグリーンで温かみのある・しっとりとした落着きのあるエリアが続きます。立ち止まってみるとその正体は全ての木々にまとわり付いている「苔」の存在でした。きっとこの光景は何十年も掛かって出来たものに違いないです。もしかしたら何100年も・・・。

熱帯雨林のたゆまない生命活動が創り出した一瞬を今目の当たりにさせて頂いているのですが、とっても心が落ち着きこの自然に同化してしまった感じすらしてしまいます。ダイビングでコスラエの海を始めて潜った際にも同じ様な感じを懐いた事を思い出します。自然破壊を繰り返している人間を拒絶するのではなくて、受け入れてくれている様です。そしてあらためて自然の大切さを知らせてくれているように思います。コスラエは何て懐が深い自然豊な島なんでしょう・・・。

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