コスラエ島の最高峰
フィンコール山①

ガイドはコスラエ人で日本名を持つタカシ(青年)さん

コスラエ島の山の自然を楽しもう!最高峰フィンコール山へコスラエ島で一番高い山 フィンコール山 約619m の山へのハイキングツアーへ向かいます。ガイドはローカルなのですが日本名を持つ タカシ さん(日本語は片言できます。名前の由来は彼のお祖父さんの時代は、日本が統治していた時代で、大変お世話になった日本人の名前が タカシ だったそうで、その名前をもらったとの事。また、彼は以前、奨学金制度を利用して日本の埼玉にある塗装会社で2年間働いていた事があったそうで、とても親近感を感じます)

コスラエは海ばかりでなく、山にも魅力がたくさんあります。南の島では珍しく高い山々が多く連なっている島ですので、その山から流れ落ちる滝や川を楽しみつつ、熱帯雨林ジャングルとその環境の中での生活術なども色々と教えて頂きながらのツアーです。

最高峰のフィンコール山を目指して出発!

熱帯雨林の高い樹々を縫うようにフィンコール川の支流が流れていますさッ!フィンコール川をハイキング気分で上流へと向かいます。スタートして直ぐに樹齢何百年もの熱帯雨林の高い高い木々がご挨拶で出迎えてくれます。その木の根っこだけでも自分を覆い隠してしまうほどの大きな根っこです。こんな木々がずっ~と続きます。

足場は多くの木々に遮られ日差しがダイレクトに差し込まない為、ぬかるんでいる所がほとんどです。湿気があるのでムシムシした感じですが、フィンコール川を横切っては、川沿いの細い獣道のようなところを斧で切り開き、また川を横切ってを繰り返すので、川を横切るときには、一服の清涼剤のような冷たさを得られます。

自然が創る音だけしか聞こえてきませんよ!川をダイレクトに登るのではなく、蛇のようにくねくねしながら登っていくルーティングです。フィンコール川は比較的浅く横切るときでも深さは膝くらいまでで、大きな岩も無く流れも早くない事から横切るのも容易です。ずっと、サラサラサラという淑やかな音を立てて流れていますのでとても心地よいです。汚れの無い純度100%の清流という感じで、この川を登るツアーだけでも自然に包まれている感じがして良い程ですよ。

植物を利用するコスラエ人の生活術

食用になるタロイモとならないタロイモの2種類あります!川を登る途中でガイドのタカシさんが色々な生活術を立ち止まっては教えてくれます。 主食のタロイモからです。食用のタロイモと食用にならないタロイモの2種類あるとの事です。普通タロイモは土の中に芋の部分が成長するのですが、後者の方は芋の部分が土の上に出てきてしまって食用に適さないのだそうです。

ただ、それはそれで別の用途があって、その表面に出てきてしまった表皮(ほとんど腐りかけたくらいの状態が良いのだそうです)は焼けどの際の薬としてとても良く効くとの事。シップのように巻くのですが、バナナの腐り掛けた皮がありますがその様な感じで、触ってみるとひんやりネバネバです。

石鹸やシャンプーの実もあって正に天然素材!実践して紹介してくれます石鹸の実も教えてくれます。小さな木の実のような植物がなっています。私には気が付きもしない所に実っているのですが、色は緑で胡桃のような大きさです。それを割って手の平にのせてこすると石鹸の泡のようなものが出てきます。面白いです!ちなみに、タカシさんは下山の際にその石鹸で足を洗ってました。

シャンプーもあります。これも全く気が付かないところに成っています。キノコの様!でも形や色は ノニ のような感じで、力いっぱい絞ると ドロ~とした透明の液が流れてきます。それを頭に掛けてシャンプーして実践して見せてくれます。石鹸と言いこのシャンプーと言い天然素材でとても良いです。

ライトジンジャーの根も紹介してくれます。綺麗な花が咲いているのですが、その茎に当たるところは日本にもお店で見かける生姜の根と同じ形状をしています。それ程辛いものではないようですが、今でも料理に欠かせない香辛料の1つになっているとの事。舐めてみましたがちょっと辛めの生姜そのものでした。

コスラエ島を楽しむプランへ

アイランズフレイバー専門のビーチリゾート
フィリピン