パラオ 島内観光

女の子の誕生。名前は「ヒトミ」です

日本語がパラオ人の言葉に浸透していますコロール島/Koror : 空港のあるバベルダオブ島から車で約30分の所要時間。ほとんどのパラオ人がこの島に住居を構えています。日本の核家族化した世帯はほとんどなく、3世代ファミリーが多く、皆で助け合いながらの生活をしています。

パラオ人は第2次世界大戦当時日本軍が占領していたので反日本的な方が多いかと思っておりましたが、全くの逆でとても親日派の方が多いです。それを象徴する例として、例えば子供が生まれれば日本人の名前を子供に名付ける人もいます。パラオ駐在時にはローカルのスタッフと一緒に仕事をしておりましたが、その1人に女の子が生まれました。名前は「ヒトミ」と付けてます。よく一緒に遊んでもらいました。苗字にもあってアサヌマ・サトウなんていう名前のローカルも多いです。

お年寄りの中には日本語をペラペラに話す方も多いですよ。今の日本人よりも綺麗な日本語を話します。日本に一時帰国するのでお土産は何が良いですか。とお聞きしたら、なんと「キンピラ」が食べたい。なんて言われてしまってビックリです。きっと観光中にフレンドリーなパラオ人から声を掛けて来ると思いますヨ。

その他、興味を持った彼らの日本語ですが、ブラジャーの事を「チチバンド」。本当に怒っているという表現にも日本語を用いて「アバレテル」なんていう会話も良くありましたね。

観光ガイドは日本語を話すパラワンがベスト

ガイドは日本語が出来る(=日本に興味がある)パラオ人が良いですよパラオの歴史を知るならここが一番です。ストーンネックレスや昔の漁の仕方などがわかる展示、絵文字を刻んだストーリボードなどがあります。文字文化を持たなかったので絵で表現をしていたんですね。島内観光の時のガイドも日本人ではなくて、日本語が出来るガイドさんが良いと思いますよ。

彼らは日本にも興味を持ってくれてますし(嬉しいですね)、いろいろなパラオの文化を沢山知ってもらいたい!と普段の生活のことなども聞かせてくれます。もちろんパラオの伝統文化に関しても誇りを持っているので、そういった話しも聞かせてくれますよ!

パラオの伝統建築文化「アバイ」

釘を1本も使わないで建てられた集会場「アバイ」パラオ国立博物館の隣にあります。アバイとはパラオの伝統的建物の事で、釘を一本も使わず建てられています。用途は村の集会場、重要な決定事項を決める場でした。入り口や外観にはパラオ独特の絵文字で動物・魚・女性などが描かれています。とても興味が沸く絵文字です。

お隣の島のヤップ島にも同じような集会場があります。「ファルー」と「ペバイ」と呼ばれておりこちらもパラオ同様に女性禁制です。同じミクロネシアにあるのでパラオからの伝統がヤップ島に石貨をパラオから持ち込む際に伝わったのかもしれませんね。

パラオならではの民芸品「ストーリボード」

ストーリーボードはお土産にも良いですね言葉を持たないパラオ人は絵文字を用いて、子孫に伝承したい内容を残しました。ストーリードボード(写真参照ください)は木彫りのお土産としても販売されています。いろいろな南の島に訪れておりますがこのパラオの木彫りの彫刻は民芸品としては、トップクラスの技巧とデザインと思います。

その他でこれは素晴らしいと思った民芸品に、同じミクロネシアにあるポナペ島のカピンガラマンギ村の人達が作っている魚やカメをデザインにした彫刻で、素晴らしい作品です。また、南太平洋のタヒチにも素晴らしい民芸品を目にすることが出来ます。藁葺きで作られている帽子です。美しいという表現が正しいと思いますがBeautifulな帽子です。民芸品1つをとってその島々独特の雰囲気というか香りを感じます

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