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視察Report
シャコガイを豪快にかぶりつきます!これぞパラワンスタイルの美味しい食べ方お刺身では 頭のコブで有名なナポレオンフィッシュの活き作りが出てきてビックリです。ナポレオンフィッシュは海で見てみたい憧れのお魚でもあるので、食べて良いのかな~って感じつつ食べてしまいます。
シャコガイの刺身(貝柱)もパラオでは高級なお刺身です。パラオ人はそのシャコガイを醤油の中にカボスを絞って、或いは、タバスコを入れて豪快にかぶりつきます。上品さよりも豪快さの方が美味しく見えますね。これぞパラワンスタイルのお刺身の食べ方。 私はこのタバスコ風味が気に入ってしまって、帰国後にも良くパラオを懐かしんでトライしてます。
カメのお刺身は貴重なタンパク源です。最初赤身のマグロかなーっと思って食べていたのですが、ちょっと固いな・・・と。また、何故かユッケのように卵の黄身が刺身の真ん中に盛られていて、これがパラオのお刺身の食べ方なのかな!と疑いもなく、パラワンスタイルに慣れようとして食べてましたが、satoさんこれ今日捕れた「カメ」です。って笑いながら知らせてくれて。マグロと思って食べていたのを可笑しく彼ら(一緒に仕事をしていたパラオ人達)は見ていたんですね~。
スープ類では フルーツバット(蝙蝠/コウモリ)の姿がそのままにして出てきます。言われなければ、コンソメスープですが・・・こうもりのスープはふたを開けると 牙丸出しのそのままの姿で登場(写真ご覧ください)なので最初びっくりしてしまうでしょうが、慣れてしまえばなんてことは無いですよ。
マングローブ蟹はツメの大きさで価値が決まります!パラオの名物料理と言えば マングローブガニ、五色えび、シャコガイの刺身です。特にマングローブガニは、ミクロネシア地域の他の島々へ輸出されていて、グアムやサイパンで食するほとんどはパラオ産です。 日本ではカニというと毛蟹やタラバ蟹など有名でミソにあたるところがとても美味しいとされていますよね。こちらはミソはあまり入っていません。ツメの大きいマングローブ蟹が美味しいとされています。身が多く入っている為で豪快に殻をはさみで叩き割って食べます。美味しいですよ。
日本ですと蟹の食べ方にも多くあってボイル/焼く/生などしていろいろと楽しみますが、こちらパラオでは、ボイルがほとんどで、生というのは無いようです。同じミクロネシアのポナペ島ではポナペペッパーと一緒に焼くという方法が好まれていて、こちらもとっても美味しいですよ。
パラオ人は青い固いマンゴーがお好き!醤油をつけて食べるのがパラワンスタイル面白い所では タピオカやタロイモなどもあります。タピオカはモチモチした食感でさつまいもの様で、日本人にも合います。南国の方は子供の時はとっても細いのですが、大人になると関取に大変身してしまいます。きっとこのタロイモやタピオカが主食だからかな???なんていつも思ってしまい、目の前に出されるとつい食べるのをためらってしまいます。
フルーツ類は マンゴ(パラオ人は青く、硬い状態のマンゴを醤油につけながらおいしい、おいしいと言って食べてます。)、ササップ、パパイヤ、スターアップル、サトバナナ(アンガウル島で獲れる様です)
パラオ本来の食文化を楽しめるお店が少なくなってしまいました・・・(残念)チキン料理 ほとんど地鶏なので美味しいです。牛や豚よりもチキンがパラオでは美味しいと思います。今はもう無くなってしまいましたが、ヨコハマレストランという名前のローカルフード専門のお店でのチキンカツは安くて美味しかったですよ。
最近では韓国系・中華系・インド系・アジア料理・欧米系などに押されて、パラオ本来の食文化を体験或いは食することが出来るレストランが少なくなってきてしまいました。パラオにまで来てピザや飲茶を食べる事も無いと思いますが、是非、パラオへ訪れたなら食べ物からもパラオを感じて頂きたいです。