バヌアツの伝統と誇り
タンナ島裸族の村①

バヌアツの香り
裸族の村は敷居は高くなさそう!

裸族の村の入り口に到着。ちょっと緊張ジョンさんいわく150くらいの村がタンナ島にはあるそうで言葉も違うそうです。今回の裸族の村は唯一写真撮影も認め、村に入ることも許してくれている村との事でちょっと緊張してしまいます。メインロードから少し脇道に入り更に緑深い山の奥へ奥へ進んでいくとどうやらその裸族の村の入り口に着いたようです。ワ~どんなところだろう・・・期待と不安が交互します。

そこはとっても静かで自然の中に佇む小奇麗で小さな村です。村の大きく開けた集会場(?)やパンダナスの葉で編んだ住居などもいくつか見えてきます。何かを料理しているんでしょう。自炊の時に見える白い煙も揚がっています。どこにいたんだろうと思えるくらいのたくさんの子供たちも見えてきました。もっとワイルドなイメージを持っていたのですが、みんなみんな笑顔なので言葉は通じなくても打ち解けられそう。と村の訪問がとても楽しくなってきます。

裸族と言っても女性はハイビスカスの葉で編んだ腰みのをまとっていますよ(安心!)そして親しみをもって出迎えてくれたのはロビーさんという村の生活を紹介してくれる女性で英語を話します。穏やかで優しそうな感じの方です。身なりもとても小奇麗で髪も綺麗に整っています。タンナ島に到着してここまでくる間に道すがらすれ違った女性の雰囲気とそんなに変わらないぞ~。ちょっとイメージしていたものと違って安心です。

裸族といっても大人の女性はハイビスカスの葉で編んだ上半身を覆っている上着(?)と腰みのをまとっています。上半身裸だったら目のやり場に困るな~なんて思ってましたし(思春期を迎えた女の子は上半身はまだ裸で、ちょっと恥ずかしそうに胸を手で隠してます。ごめんね・・・変なおじさんじゃないから安心してね)、無意識のうちに何か彼らの礼儀やしきたりに反した行動をとってしまったら・・・なんていう心配もしていたので、敷居がそんなに高くなさそうです!

「らぷらぷ」という裸族の主食料理

裸族の村の土地はとても豊!生活に必要なものはなんでもある感じタロイモ・グアバ・ピーナッツ・きゅうり・サトウキビ・何かのセレモニーの時に食べるのだそうですが豚も1頭飼ってます。雑草かと思いきや、それはレモングラスの葉で風邪薬になるのだそうです。マンダリンオレンジの樹や家造りには欠かせないパンダナスの樹など何でもアリです。その土地には生活に必要なものはなんでもある感じでコンビニエンスストアならぬコンビニエンスランドです。土地がとても豊かなんでしょうね。

彼らの主食「らぷらぷ」を食べることが出来ます実際に調理しているシーンも見せて頂くことも出来ます。調理部屋(家)で女性2名が実演しています。【らぷらぷ】という主食のお料理を作ってくれているようです。杖のような棒を手に持って、もう一方の手で調理用のバナナをすりおろしています。その棒はトゲトゲがいっぱいついているので、簡単にバナナが擦られていきます。すり鉢でとろろ芋を擦る時の様な感じですね。擦られたバナナはバナナの葉で包んで蒸し焼きにするのですが、包む前に定番のココナッツジュースを絞り擦られたバナナと練り込んでいきます。

食べることも出来てトライしてみます。柔らかいお餅の様な触感です。調味料など一切使っていないので素材そのものの味なのですが、とてもたんぱくに感じます。美味しいともちょっと・・・ともどちらでもない感想ですが、普段調味料のある濃い味に慣れてしまっているので味という面では物足りなかったかな・・・。ただ味云々というよりも村の主食の1つを食べることが出来たことにちょっと嬉しさを感じます。

強い芯を持った裸族の人達に敬意を

村の伝統や文化を守っていく事こそ大切と考えている様ですちなみに裸族では女性が料理 ・ 男性は家造りやカバ(お酒)・火を起こす いうような力仕事の役割があるようで、現在は6家族 36人。ほぼ同じような構成の村が他にも多くあるとの事です。タンナ島の町まで歩いていけばいけない距離ではないのに、街の生活はせず何故今もこの様な生活を続けているのか、子供達の教育という面から垣間見ることが出来ます。

子供の教育の為に街の学校へ行かせることも出来るのだけれども、それよりも村の伝統や文化を守っていく事・受け継いでいく事の方が彼らは重要と考えているようです。

笑顔で接してくれる外見とは裏腹にとても強い芯をもった裸族の人達に敬意を持ちます。きっと彼らの代々から受け継がれている血なんでしょうね。今の社会ではこの様な強い意志は時として我を通す・わがままという形で見られ受け入れられない事の方が多く、苦しんでいる人達が多いですが、それを個性!という形で見るととても素敵な裸族の人達と思わずにはいられません。逆に羨ましさも感じてしまいます。是非これからも伝統や文化を守り継承していって頂きたいです。

皆笑顔でルア・ルアの連呼です

子供たちが遊んでいるシーンを見せてくれます(可愛い)お料理の実演の最中に外では次のイベントの準備が集会場の方で整った様です。小さな子供たちが集まって歌を歌いながら(ちょっと恥ずかしがっているので可愛らしいです)、円を作って遊んでいるシーンを見せてくれます。説明が無いので遊んでいるというのは間違いかもしれませんが、幼稚園児が皆で手をつないで歌を歌いながら円を作って遊んでいるシーンとダブってみえとても可愛らしい光景で微笑ましく思います。

裸族の村の言葉「ルア」は人と人をつなぐ挨拶です言葉を教えてもらいます。「ルア」というのが彼らの言語の1つで、こんにちは・有難う・嬉しい・楽しい・・・etcと全てに通じる言葉の様です。笑顔で村の訪問中はルア・ルアの連呼です。子供達にも踊りと歌を見せてくれれて有難うという意味を込めて「ルア」と話すのですが恥ずかしがって、みな逃げて行ってしまいます。とっても可愛い!

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