エルニド
サンライズカヤック

フィリピンの香り
海は夜の眠りからまだ覚めていないのかな!

エルニドのサンライズカヤックを楽しもう05:20 am ツアースタートです。なんて早い!サンライズを見に行くのだから当然と言えば当然の時間なのですが、眠い目をこすって頑張って早起きをします。エルニドの美しいサンライズを見れるのできっと人気のあるツアーなんだろうな・・・と思って集合場所に訪れたらなんとお客様は自分1人。やっぱりみんな眠いんでしょうね。

エルニドの朝が静かに始まろうとしていますお部屋を出たときは真っ暗で全てがまだ寝静まっているエルニドの海でしたが、ライフジャケットをつけカヌーに乗り込むくらいにはもう沖合が白みかけてきて1日が静かに始まろうとしています。そんな中をガイドさんと沖合へカヤッキングしていきます。海もまだ夜の眠りから覚めていないようでとっても静かです。湖面の上にいるかのようで波も立っていなくカヤックもスムーズに進んでいきます。

こんな贅沢な1日の始まりはないです

朝の優しいピンク色の空が穏やかな気持ちにさせてくれますねホテルビーチからスタートして大体10分くらいのところでガイドさんがここでサンライズを見よう!とカヤッキングをストップします。僅か10分くらいなのですが、朝の時の経つのはなんて早いんでしょう。遠くの沖合では空が朝の優しいピンク色に染まってきています。

カヤックの上で波にプカプカ揺られ何にも考えずにただただボーっと眺めているだけなのですが気持ちも穏やかになります。朝早起きして良かった~とこれだけでも満足してしまいます。24時間が動いている東京の空ではガスが掛ってしまってもうこんな贅沢な1日の始まりはないですからね・・・。

ただ、肝心のサンライズは沖合に雲が掛ってきてしまって期待薄です。ガイドさんもそれを察したのか、Big Lagoonへ行こう!と予定にはなかったプランで楽しませてくれるようです。Big Lagoon はエルニドの観光名所の1つなので滞在中は是非訪れてみたいと予定していたところなので、とってもラッキーな展開になり嬉しいやら何やらです。

朝の静寂さだけが支配「ビッグラグーン」

エルニドの奇岩の雄大なビックラグーン峡谷に感動しますBig Lagoonへはゆっくりとカヤッキングしても更に10分ちょっとくらいの距離で、宿泊しているミニロックからこんなに近いのか・・・とビックリしてしまいます。エルニドの雄大な奇岩群が長い年月をかけて峡谷のような地形となっているところがあります。狭いところで幅50mくらい、広いところでは100mは優に超えます。

両サイドにそびえ立つ奇岩群の高さは100m超はあって、切り立った存在感抜群の奇岩がず~と続いています。そんな地形の峡谷群がBig Lagoonです。そしてその峡谷群では波や風をもシャットアウトしてしまうのでしょう。本当に静寂さだけが支配をしている世界が広がっています。そんな中をカヌーでゆっく~りとラグーンの最深部まで進んでいきます。

本当に素晴らしいところだ!と実感しながらカヤックを楽しんでます普段音のある世界に生活しているので何にも聞こえてこないこの世界に、このような経験をしたくて訪れているのですが、逆に何もなさ過ぎてちょっと怖さも感じてしまいます。また、透けるほど透明度の良い浅瀬の砂地のエリアもあればダークブラックとでもいうのでしょうかとても深いエリアもあって、音とは別の色の世界も魅了してくれます。ここは本当に素晴らしいところだと実感です!それも今ガイドさんとその世界を独占もしているので、とっても嬉しいです。

賑やな生命の躍動を感じるラグーンへ

ビックラグーンの面白い洞窟ポイントへガイドさんが通常のBig Lagoon ツアーではアウトリガーで遊覧観光するだけなのですが、今日はカヤックなので通常で訪れないところも案内してくれるという事でちょっと脇の支流へ進路を取って進んでいきます。何だろ~!と期待度アップ。その何だろ~は暫くカヤッキングしていくと目の前にそれらしきものが見えてきます。

・・・ナントそれは小さな三角の形をしたトンネルの入り口のようです。暗い口をあけてこちらを待っています。ワクワクとドキドキ・・・。ガイドさんがその口の中にカヤックを滑り込ませるように入って行きます。 こちらもその後を追って吸い込まれるように入口へ。トンネル内はカヤック1艇がやっと入れるくらいの狭く入り組んだ奇岩群のトンネルで、高さも2mもないくらい低い天井です。

ウァーすごいところに来たぞ~と嬉しくなってしまいます。パドルもうまく操作しないと狭すぎて身動きが取れないくらいな所もあって冒険心を掻き立ててくれます。真っ暗だと怖いのですが、日差しが差し込むトンネルなので、とても安心して冒険を楽しめます。トンネルの制覇というには短く少しオーバーな表現かもしれませんが、時間にして2~3分くらいだったのですが、気持ち的にはもっと長くトンネル内を冒険していたような気分です。

静寂の世界からビックラグーン内で生物の賑やかな音の世界が動き出しますこのトンネルを抜けた頃になると日差しも照り始めてきています。そして奇岩群を生活の場としている多くの野鳥達やセミの鳴き声も多くラグーン内に響き始めていて今日の1日が既にゴングを鳴らしてスタートしているようです。そしてこれまでの静寂のラグーン内が嘘のように今度は賑やかすぎる生命の躍動を感じる世界へと変わっています。このやかましさも自然の声なので心地よく耳に響いてきます。爽快感すら感じてしばしラグーン内でパドリングをやめて音を楽しんでます。素晴らしい朝のスタートです!エルニド最高

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