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視察Report
エルニド人気NO1のラグーンツアーを楽しもう!宿泊先のミニロックリゾートからアウトリガーで5分ちょっとのロケーションに位置する Small Lagoon と Big Lagoon のツアーへ出発。ミニロックリゾートにステイする魅力の1つに、エルニドの観光名所にとっても近いという事が挙げられると思います。朝一番のサンライズカヤックツアーで 誰もいない Big Lagoon へ訪れ独占でエルニドの素晴らしい自然美を楽しめたのもこのロケーションだからこそです!ほんと素晴らしかった。
フレンドリーなガイドさんでツアーも楽しめそういざアウトリガーへ乗船です。お客様はフィリピンのファミリーが2組と僕とで計10名なります。ガイドさんもフィリピン人で案内はタガログ語の後に僕用に英語でとちょっと大変だったようですが、とってもフレンドリー&一生懸命なガイドさん。名前はVladさん : 若い男性ガイドさんですがエルニドを知り尽くしているベテランさんです。細やかなサービスも行き届く方ですのでツアーの楽しみも増します。
人気だけあって沢山のお客様でごった返しているラグーン内先ずはSmall Lagoonへ舵を取ります。既にたくさんの先客があって、Small Lagoonへの入り口付近はアウトリガーで大渋滞です。やはりエルニドへ訪れるお客様はみんなこのラグーンを見てみたいんでしょうネ。
アウトリガーからシーカヤックへ乗り換えてSmall Lagoonの中をカヤッキングしているお客様もいれば、シュノーケリングを楽しむお客様もいてたくさん。ラグーン内は潮の流れもない事から、このツアーは大人も子供も皆が楽しめるファミリー向けのようですネ。子供達のキャッキャする声がラグーン内をこだまして、それを峡谷も微笑ましく包み込んで一緒に楽しんでいるようです。
同じラグーンも1日の時間帯によって異なる景色になります朝に感じたとても静かで穏やかな絶景美の顔もあれば(貴婦人の様な雰囲気を感じます)、日差しが差し込む日中には皆を受け入れる優しさと親しみを感じる微笑ましい顔も奇岩群に感じることが出来ます(優しいお母さんの様)、いつ来ても素晴らしいです。実際には行けませんが、もし夜に訪れることが出来たら、ガラッと変わってきっと厳かで神聖&近寄り難い顔にもなるんだろうな~なんて感じます。
大渋滞の人を見に来たようなツアーになってしまってちょっと残念Small Lagoonを楽しんだ後は、Big Lagoonへと向かいます(Small Lagoon の裏手に位置するラグーンなので移動も直ぐです)。Small Lagoon と Big Lagoonの違いはその規模の大きさによります。どちらも素晴らしい峡谷が続く絶景のLagoonなのですが、こちらは入り口付近のみならずメインのラグーン深部までも大渋滞でアウトリガーのカヌーを見に来たよう(残念)。
朝のガイドさんが言われていたように、アウトリガーで船上見学をしておしまい。というちょっと味気ないものでした。せっかくの美しい奇岩の渓谷をじっくり見る・感じるという事も残念ながら出来ません。峡谷の自然美をもっと楽しんでみたい・感じてみたいという方は朝頑張って早起きをしてサンライズカヤックへ参加されると良いでしょうね。
ランチはホテル所有のプライベートアイランドに上陸です!ビッグとスモールのラグーン巡りが終わってランチとなります!エルニドには45ある島の中にホテル所有の2つのプライベートアイランド(Dibuluan Island と Entalula Island)もあって、どちらも美しいビーチがあります。ランチを食べれる施設も整っていて、シーカヤックなども無料で楽しめるんですヨ。ビーチ沿いにはデッキチェアー、トイレやシャワールームなどもあって快適に無人島を過ごせます。
この無人島ももちろん奇岩群の島なので切り立ったライムストーンが美しく魅了してくれますよ!ちなみに本日のEntalulaアイランドは午後から島を貸し切ってウエディングセレモニーがあるとのことで、その為に今日はDibuluan へ向かいます。島を貸し切ってなんて素晴らしい挙式になるんだろうな~と見てみたかったのですがムリムリと諦めます。
無人島でもホテルスタッフのサービスで快適に過ごせますDibuluan Island と Entalula Islandでは、ホテルに滞在しているのと全く同じサービスで過ごす事ができるんです。例えばランチ時のお飲物などはお部屋にチャージ出来てしまいます。またスタッフも全てホテルのスタッフですのでサービスもしっかりしていて気持ち良いです!
ランチはビュッフェスタイルのBBQでビーフやソーセージ、そしてエビ・イカなどのシーフードもあります。量や種類はホテルほどではありませんがサラダやパン、フレッシュフルーツ、デザートなどももちろんありますので、海で遊んだ後の食事には十分すぎるくらいのランチですよ。
ランチ後の無人島はプライベートアイランドになったように様変わり無人島のEntalula Islandではこんな経験も出来ました。ランチ休憩後はほとんどのお客様が島を離れてしまって、それまでの賑わいが嘘のように静かなプライベート感抜群の島に様変わりしたんです。素晴らしい!きっと海の中のお魚クン達やその他の生き物も人が多くてどこかに隠れてしまっていた事でしょうから、この静かな午後の時間から活動を始めるんではないかな・・・と思って、人のいない綺麗な砂地や藻の生えている浅瀬エリアを探検気分でシュノーケリングを楽しむことに!もちろん我が海のごとく独り占めですヨ。
藻が生息しているエリアを重点的に探索開始!同じ海なんですが環境が異なると全く違ってとっても新鮮に感じます。そして、プカプカ浮かびながらエルニド探検の開始です!まずは藻の生えているところから・・・きっと藻に擬態した魚がいると思って(信じて・・・)じっくりと観察です。
ん~なかなかそれらしきものすら見つかりませんね~無理なのかなーと思って諦めかけていた頃に、アレ・・・もしかしたらと思える、他とはちょっと違う形をした藻があるのに気が付きます。体長10㎝くらいの名前は分からないのですがカワハギのような形をした幼魚を発見です。やった!嬉しいです出会えました。ここにおったかお主は・・・!
小さいですがとっても立派で美しく見える幼魚発見で嬉しくなります色は藻に付着している茶色い苔とほぼ同じ色で、尾びれや胸びれを一生懸命動かしてその苔を小さなおちょぼ口で食べています。お食事の時間だったのですね。頭にはアンテナのような1本の角もあって幼魚ですがカッコいいです。更によく見ると茶色い魚体にはカレイやヒラメに見られるような美しい斑点の模様も見ることが出来ます。すごくうれしい出会いに時間も立つのも忘れて見入ってしまいます。エルニドの海は面白いぞ~!
砂地エリアで新たに嬉しく面白い出逢いがあります1つの目的が達成できたので次は砂地エリアへ向かいます。直径5cmくらいから大きいもので10cmくらいのたくさんの穴が綺麗な砂地エリアにボコボコと口を開けています。何だろう~と思って良く見てみると、いずれの穴の入り口にも体長10cm程度&胴回りは普段使っているシャーペンの様な細長いハゼの様な魚が門番のように居座っています。それも必ず2匹で。きっとつがいなんでしょうね。
体の模様も良く見るととっても綺麗。エラ付近は水玉模様の斑点があって、そこから下の同部分は輪のような黒いリングが数本尾びれ部分までつながっています。目は絶えず敵からの攻撃に備えているんでしょうかキョロキョロしていてちょっと神経質そうなお魚クンです。それだけであれば特に何でもないのですが、その穴からなんとハゼ君よりもう1回りくらいサイズダウンのエビ君が一生懸命穴から砂を外へ運んでは中に引っ込み、砂を出しては引っ込みをしているではないですか。何これ・・・面白い!!
ハゼ君とエビ君の奇妙な同居生活に興味深々で見入ってしまいます砂を外に運び出すと臆病者なのか直ぐに穴に引っ込んでしまうのでそのエビ君は良く観察出来ないのですが、両腕の爪の部分をスコップのようにして上手く砂を乗せて外にかき出しているんです。エビ君のこのお仕事はとても規則正しく永遠と続くようで、その姿がとっても一途で好感度大です!それに引き替え門番のハゼ君たちは何にもせずに、なんて偉いんでしょう。好感度なし!でもこの一見相容れないハゼ君とエビ君はどういう関係なのでしょう。
ちょっと危険を察知するとハゼ君はエビのいる同じ穴にサ~ットおしり部分から引っ込んでしまいます。そして少し経って大丈夫なようならまた外の門番が始まります。何かの関係で持ちつ持たれつがあってハゼ君にもその役割がきっとあると思うのですが、探検時にはそれが何だか分からずちょっと心残り。
このようなとっても面白いシーンがこの砂地エリアのあちこちで見ることが出来るんです。それも岸から数メートルの所なんですよ。タンクを背負って大物を見るダイビングも面白いですが、こんな浅瀬で見るお魚クン達の営みもイケてますね!エルニドは奥が深いです。
フィリピン視察レポート