デュシッタニ
視察レポート⑥

3つのえぐれた穴を探検するポイント

デュシタニモルディブでダイビングを楽しもうデュシタニでのファンダイビングを楽しみたいと思います。透明度はイマイチ。というよりも結構悪いコンディションでちょっと残念に思いますが、それでもモルディブトップクラスのハウスリーフを潜れる!という嬉しさの方が先に立ちます。

先ずはショップの案内から・・・。Seasplash Diving Center (シースプラッシュダイビングセンター)が併設しています。レンタル器材も全てブランニューで新品。その他マリンスポーツの設備も充実していて、例えばバナバボート、マリンジェット、水上スキー、カタマランヨット・・・etc なども楽しめます。これらも全て新品で気持ちよくモルディブの海をお楽しみいただけると思いますヨ。

モルディブでのダイビングインストラクターとして経験豊富な日本人インストラクターも在籍しておりますので、この点でリゾート選びの魅力の1つになると思います。もちろんダイビングポイントも熟知していますので安心&お任せのダイビングをエンジョイ出来ます!

えぐられた様な小さく暗い空間へデュシタニのハウスリーフへ!・・・少し最後に潜ってから間が空いておりましたので本格的に潜行する前に基本となる、バディチェックなども浅瀬で全てチェックしていただけます。・・・安心して、いざ!ドロップオフへと潜行していきます。透明度はやはり悪いのですが、桟橋に根付いているギンガメアジの群れがお出迎えです。シュノーケリングでも何度もお目にかかっているので、最初の感動よりも少し薄れてしまいましたがそれでも迫力感のある群れ群れ群れです。

大物との遭遇が期待大!と思っておりましたが、実は今回連れて行って頂けるポイントは水深15~18mくらいのところにある、3つのえぐれた洞窟を探索するポイントの様です。縦にストーンと落ちている壁に、えぐられた様な小さく暗い空間があります。そこを住処としているお魚君たちをじっくり見せて頂けます。

沢山のユニークな海の住人達との出会い

沢山の大好きな海の住人達に出会えますその洞窟までには途中たくさんのお魚君達にも出会えます。先ず最初はクマノミです。とっても大きな蓮の葉のようなイソギンチャクの中に、忙しく出たり入ったりしています。いきなりの訪問者&触れる程の近さで観察させてもらっているので、ビックリときっと敵と思って怒って必死に抵抗しているのでしょう。体調15㎝程度のクマノミなのでいくら怒られても逆に可愛らしく思えてしまいます。ご免なさいネ。でもとっても綺麗なお魚です。

しばらくいくとミノカサゴがペアで岩陰に隠れているのを発見します。体長は25cm程度でしょう。ヒラヒラ(フリフリ)がとっても優雅で模様も美しい魚ですのでお気に入りの魚です!こちらがじっと見ていてもクマノミの様に慌てるでもなくその場所にしっかりと居座って、優雅に気品のある雰囲気を醸し出しています。ずっと見ていても飽きないです。この様なカサゴが住み着いている所があちこちにあって、その都度止まってはその美しさを堪能させてもらいます。

途中アカモンガラの群れは止め処なくヒラヒラと流れていきます。珊瑚があるところではあまりに当たり前の様にいつも居るのですが、小さくて可愛いハナダイがこれでもか!というくらいに広がっています。どこを見ても興味を持たせてくれる海です。タンクが1本ではとても足りないです。

穴の住人との出会いが楽しみですさて、いよいよ最初のえぐれた洞窟へ到着します。奥行も5mちょっとしかなく2人入ればもう窮屈なほどなのですが、たくさんの穴の住人達に出会えそうな期待でとても嬉しくなります。何か人様の家にお邪魔する様で失礼します。という感じで穴の中を探索開始です。早速ライトの先に定番のハタンポ達がぐっちゃりと住み着いて居るのが見れます。ライトに反射されて暗い穴の中でキラキラと魚体が美しく輝きますね。

その横には真っ白な尖った2本の角が穴の奥から飛び出しています!この角の大きさから想像するにきっと大きなエビなんでしょうね。目がギョロッとしたアカマツカサも住人のようです。赤い色の魚体も黒の洞窟にはとても似合っています!

不格好な黄色の小さなハコフグ君

ウツボにたくさんの蜘蛛のようなエビが同居してます2つ目・3つ目の洞窟もほぼ同じ様な大きさなのですが、こちらではちょっと面白い住人に出遭えます。ウツボ君が穴の奥から顔を出しているのですが、何とそのウツボにたくさんの小さな白いエビ達がウツボの体が住処であるかのように付いています。

実際はエビと言うには小さすぎて最初クモ(海の中にクモが居る訳無いですが・・・)かと思ったくらい細長い手足です。ウツボ君よりもこのエビたちにとても興味を持ったので、近づいてもっと良く見てみたいのですが、ウツボ君が怖くて近寄れません!何とも歯がゆいです。

鮮やかな黄色のハコフグとの出会いギブアップして穴を出ようとした時、インストラターの方がタンクを金具で叩きキンキンと何かいると知らせる合図をくれます。何かな?と思って指差す方を見てみると、初めての出遭いが訪れます!何と体長5cmにも満たないとても小さなハコフグ君がウツボの直ぐ横で泳いでいます。鮮やかな黄色の魚体に黒の点を体中にまぶした幼魚でとっても可愛くもあり美しくもあります!

洞窟の中に良い意味で異彩を放っていて、小さいですがとっても大きな存在に見えます。もうこのハコフグ君しか目に入らなくなってしまいます。ヒレを必死に動かして泳いでいるのですが体が不恰好というか名前の通りハコのような形なので、どうも上手く泳げない感じでその光景に可笑しくもあり、そして親近感を持たせてくれます。

こんなに近くで独占権を得たように観察してますが、逃げるでもなくこの美しい色の体を逆に見て見て!と言ってくれている様にも感じて嬉しくなってしまいます。とっても面白いです!今回のダイビングでNO1によい出会いです。

楽しい時間はあっという間に終わってしまいますエアーの残量が残り少なく浮上しなければならない時がやって来てしまいました。相変わらず視界は悪いのですが、海の中は何かプランクトンが多く発生しているのかとても赤ずんだどんよりとした感じです。インストラクターの方がこの様な感じはジンベイに出会えそう!とホワイトボードに書いて教えていただけます。

え~どうしよう!嬉しくなってあたりをしばらくキョロキョロしてみますが、結果出遭えずでエキジットします。・・・残念・・・。それでもジンベイともしかしたら!という期待を持たせてくれる海なんだ!と思うとまたデュシタニへ来て見たくなってしまいます。たくさんの楽しみがこの海ではあります!是非訪れてダイビングを楽しんで頂きたいです。

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