ハラヴェリ
視察レポート④

お客様はなんと自分1人でツアー出発

サンライズシュノーケリングを楽しもう07:00~08:30の朝一番に催行されるシュノーケリングツアーです。ちょっと早起きしないといけませんが、早起きは3文の得。を期待して出発です。天候は晴れ!お客様はなんと自分1人です。ハラヴェリでは1名さまからでもツアーは催行して頂けるとの事。お客様からのリクエストに可能な限りお応えしよう!というリゾートの姿勢を伺えます。素晴らしい。

ツアー代金は US$63.00/お1人様 ローカルのモルディブ人ガイドが一緒にシュノーケリングに同行して頂け、タオルやミネラルウォーターはもちろん、シュノーケリング後の冷えた体に嬉しい温かいコーヒー・紅茶 そして果物なども用意されております。

見える魚はPlentyと説明するガイドさんに納得ポイントまではドーニで約20分程度にある無人島です。早く潜ってみたいな~とこの20分がとても待ち遠しく感じます。島の半分を約45分かけてゆっくりとエッジをシュノーケリングしていくそうで、見える魚は Plentyの1言で片付けてしまう豪快さを感じるガイドさんです。

海の色がだんだんとクリアーになってきて底が見える程に島に近づいてきます。ドロップオフになっているリーフエッジにはたくさんの珊瑚がドーニの上からも見る事が出来ます。ここで潜るんだ~と期待度が一気にアップします!

ウツボがガブッーとタコに噛みつき

Plentyなトロピカルフィッシュに感動ですいざシュノーケリングスタート。透明度も上々で飛び込んで直ぐにたくさんのトロピカルフィッシュたちを目にします。間違いなくPlentyです!ツアーの案内にも朝の魚の活発な活動をみれるチャンス。と有りましたので、どんなもんだろうと見ていると、そのチャンスは直ぐにやってきます。

小さなイワシが群れになって泳いでいるのですが、その群れに向かって体長80cm以上はあるカスミアジがモー突進していきます。群れに突っ込む度にイワシの群れはサッと一気に散ってはまた大きな塊に戻ります。カスミアジは1匹や2匹ではなく群れになって連続砲撃のようにイワシの群れへ突っ込んでいきます。目の前5mも離れていない距離でその生存競争の光景を見る事が出来てもーすごい迫力。

カスミアジの目は完全にハンターの目になっていてこちらがいる事なんて眼中にないようで、ちょっと怖さも感じます。しばらくその光景は続くのですが、ちょっとカスミアジとは違うアジ系の魚も混じっているな~と思って良く見ると、なんとロウニンアジも砲撃参加をしているではないですか!もう凄いの一言です。だんだんとイワシの群れも散り散りになってしまい、海の生存競争のシーンは終わります。潜っていきなりがこのシーンとは・・・先がちょっと怖いくらいです。

タコとウツボの生存競争が面白い少しエッジをシュノーケリングしているとガイドさんが何か指差して教えてくれています。最初なんだか分らなかったのですが、「タコ」がいるようです。よく指されたあたりを見てみると岩かと見ていたところがいきなりグニュグニュグニュ~と動き出します。初めて見る海のタコ君でちょっと感動ですが、もっと凄いシーンも見る事になります。

なんとタコ君が擬態して岩のように存在を隠していたのには分けがあります。目の前に天敵のウツボがいるのです。グニュグニュグニュ~と動き出したと同時にウツボが出てきてガブッーとタコに噛み付いているのです。もう凄いです!タコは何とか逃げ切れたようですが朝の海がこれほど面白いとは・・・病み付きになりそうです。

ギンガメのトルネード旋回に飲み込まれ

カメやエイも当たり前の様にやってきますしばらくまた流れていくとガイドさんがシュノーケル越しにウォ~と叫んでこちらに何かを教えていただけているが聞こえます。なんと体長1.5m位のエイが横切っているのです。いきなりの出現で後ろ姿しか見れませんでしたが、次から次ぎの大当たりで嬉しくなってしまいます。カメも触れるくらいの距離にまで近づく事ができ、朝の朝食シーンをじっくりと拝見させていただきます。

円錐形をした大きな塊が半時計周りに旋回また流れていくと景観がすこし他とは変わって真っ白な砂地のエリアが現れます。なだらかですがこの砂地は一気にドロップオフへと消えてなくなっていて、底が見えずにちょっと怖さも感じます。ダイビングでマンタのクリーニングステーションによくみられるような景観にそっくりですね。

この様な海底の様相ですので、浅いですがきっと何か出る!と期待していると遠くで大きな塊が動いているのを発見します。円錐形を逆さまにした塊となって反時計回りにゆっくり大きく旋回しています。ギンガメアジの群れです!もの凄い数です。彼らはこれまでの魚君たちとは違って食事をしている様ではなさそうで、逆にもう食事が済んでゆったりと食後の運動をしているかの様・・・違うかな?

近づいていっても逃げるわけでもないので、初めは塊をその外から邪魔しないように見ていたのですが、いつの間にかその中へ吸収されてしまって、その旋回の中心に取り囲まれてしまいます。ウァ~すごい事になってしまった~!嬉しい!!!でもこうなると逆に身動きが取れなくなってしまって、どうしよう・・・です。

本当に面白いモルディブの海!生存競争あり・群れとの遭遇あり、のサンライズシュノーケリングですが、もちろんたくさんのトロピカルフィッシュは途切れることなく目を楽しませてくれます。特にアカモンガラは爽快な気分にさせてくれる程の乱舞です。これだけ楽しめればダイビングしなくても良いくらい!と思える程で、あまりに面白かったので日中にもあるシュノーケリングツアーにも参加させて頂いた程です。

Snorkeling Extravaganza といいまして2つのシュノーケリングポイントを訪れ US$74.00 です。その他ハラヴェリには週に1回金曜日に Night snorkeling もあるそうで、トモコさん曰く、とっても面白いので是非お奨めです。との事。スケジュールの関係でこのツアーには参加できませんでしたが夜は夜で今度は 「静」 の海の中をライトを持って楽しめるんでしょうね!是非お奨め致します。

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